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2022/09/17

造作家具とは?個性を引き出す世界にひとつだけの住まいづくり

造作家具とは?個性を引き出す世界にひとつだけの住まいづくり 画像

こんにちは。

神奈川県藤沢市の工務店、コージーホームです。

新築やリフォームで住まいが一新するとき、新しい家具を購入するケースは多いもの。

しかし家具選びをしながら、「もっとこんなデザインがあったらいいのに…」「ピッタリ合うサイズの家具が見つからない!」と悩んだ経験はありませんか?

インテリアショップなどで販売している家具は素敵だけれど、住まいのサイズや好みにマッチする家具と出会うのは意外と難しいです。

そこで今回は、世界にひとつだけの「造作家具」について解説します。

造作家具とは?

「造作家具」とは、ある部屋やスペースにピッタリ合う”造り付け”の家具のこと。別名、「オーダーメイド家具」「特注家具」とも呼ばれていますね。

造作家具は「なんだか高そう…」「注文するのが大変そう」というイメージを持たれることもありますが、住まいの新築やリフォームの際に一緒につくると、コストを抑えられるケースも多いです。

コージーホームでは、オーダーしてくださった方の好みやお部屋の雰囲気に合わせて、ひとつひとつ手づくりで仕上げています。

造作家具は、住まいに個性を引き出す、世界にたったひとつだけのオリジナル家具なのです。

造作家具と比較される「置き家具」ってなに?

造作家具とよく比較されるのが、置き家具です。

置き家具はお店などで販売されている一般的な家具で、その名のとおり必要な場所に“置く“タイプの家具をいいます。

造作家具と比べると価格は安めで、品質も安定しているのが特徴です。

将来的に引っ越す可能性がある場合には、新居にも持っていきやすい家具でもあります。

造作家具と置き家具の違い

造作家具と置き家具には、どのような違いがあるでしょうか?検討するうえでポイントとなる違いを説明します。

造作家具

置き家具

デザイン性

世界にたったひとつしかない理想のデザインを追求できる

既製品のため同じデザインが量産されている

機能性

必要な機能を盛り込める

(機能性を高めるとコストアップする)

価格と比例する

耐久性

価格と比例する

価格と比例する

コスト

打ち合わせ・設計・製作・取り付けなどを一から行うため、置き家具よりも割高になる傾向がある

既製品は製作コストを抑えられるので、造作家具より安め(取り付け費用もなし)

置き場所とのフィット感

置き場所にぴったり合わせて製作されるため、完全にフィットする

サイズが決まっているので、置きたい場所と合わない可能性がある

デザイン性

オーダーメイドでつくる造作家具は、自分の好みを最大限反映したデザインに仕上がります。

はじめはぼんやりとしたイメージしかなくても、一から造り手と相談しながらお部屋に合うデザインを決めていきます。

とはいえ、造作家具には見本品がないので、実物を見ながらデザインを想像することはできません。

一方置き家具は既製品なので、実物を見ながら自分の好みのデザインを探せるのがメリットです。素敵なデザインの商品もたくさんあるので、好みとサイズが合えばお手頃な価格で手に入ります。

けれども、置き家具は量産されているため、デザインの“オリジナル性“という点では造作家具に軍配があがるでしょう。

機能性

造作家具はデザインと同じく、どのような機能性を持たせるかという点も自由に決められます。

機能性を重視すると、その分コストは高くなる傾向にあります。

この点は置き家具も同じで、高機能なほど価格は高くなるといえるでしょう。

耐久性

耐久性についても、基本的には価格と比例します。コストを下げようとすると、どうしても素材や部品のグレードを落とさなければなりません。

お気に入りの家具を長く使いたいのなら、造作家具にしても置き家具にしても、耐久性に優れたものを選ぶのがオススメです。

長く使い込む中で味わい深くなっていくデザインを堪能するのも、家具の醍醐味ではないでしょうか。

コスト

造作家具の価格は、置き家具よりも高くなるケースが多いです。

製作にかかるコストのほか、お部屋に取り付けるための施工費も必要です。

置き家具は、商品代金+配送料(持ち帰る場合にはなし)のみ。また、量産するために素材や部品を一括発注している分、造作家具より低価格で販売できます。

置き場所とのフィット感

置き場所とのフィット感は、造作家具の最大の魅力。

設置したい場所にぴったりのサイズでつくり上げられるので、暮らしの満足度も高まるでしょう。

一方置き家具は、基本的に規格が決まっている商品です。

いくらデザインが気に入っても、サイズが合わなくて諦めらめなければならないというケースも少なくありません。

造作家具のメリット・デメリット

造作家具を検討する際には、メリットとデメリットを知ることが大切です。それぞれ詳しくみていきましょう。

造作家具のメリット

  • 設置する場所に合わせて、幅や高さをピッタリ合わせられる

  • 好みのデザインに仕上げられる

  • 必要な機能性を盛り込める

  • 耐震性にも優れている

造作家具の最大のメリットは、設置したい場所にぴったりフィットさせられること。見た目にも使い勝手にも、満足度の高い暮らしが叶います。

置き家具の場合「形は好みだけれど、色が理想と違う…」というケースも多いですが、造作家具なら形も色味も自分の好みに最大限近づけられます。

また日本は地震が多い国なので、置き家具よりも造作家具のほうがしっかり造り付けられて安全性も高いです。

造作家具のデメリット

  • 置き家具よりも価格が割高

  • 出来上がるまでに時間がかかる

  • 賃貸や転勤が多い人には向かない

造作家具はデザインや機能性などを一から考えるため、置き家具よりも価格が高くなる場合が多いです。既製品を購入するのとは違い、出来上がるまで時間がかかるという側面もあります。

なるべくコストを抑えたい人・すぐに家具が必要な人にとってはデメリットといえます。

また造作家具はお部屋に造り付けるため、簡単には動かせません。子どもの成長やライフステージの変化によって、家具をフレキシブルに使いたい人は慎重に検討することをオススメします。

造作できる家具の種類

一言で造作家具といっても、さまざまな種類の家具があります。コージーホームで手がけた造作家具の写真と合わせて、造作できる家具の種類をいくつか紹介します。

キッチン収納

手際よく料理するためには、キッチン周りの家具は機能性にこだわりたいところ。

こちらはシナランバー材を採用し、塗装仕上げしたキッチン収納です。

吊り戸棚は、高い場所にも出し入れしやすいように、スイングダウンウォールを設置しました。

カウンター

キッチンの顔ともいえるカウンター。お気に入りのデザインで造作すれば、毎日の家事もご機嫌にこなせるかも…?!

こちらの造作したカウンターは、ゴムの木を用いて染色塗装で仕上げました。

壁紙との相性もよく、重厚感や品のよさが引き立ちます。

テレビボード

リビングの収納力を高めてくれるテレビボード。

こちらのお宅は、採光のための窓が低い位置まであるため、窓の高さに合う家具がなかなか見つかりませんでした。

そこで、左右は低めにしたデザインのオリジナルテレビボードを製作。

収納力と採光どちらも諦めることなく、理想の家具が住まいを彩ります。

デスク

デスクやお子さんの勉強机も、造作できる家具のひとつ。

こちらは、書斎用にパソコンデスクを製作しました。天板はゴムの木を採用し、染色塗装で仕上げています。

パソコンの大きさや設置したい場所の幅に合わせて、自分だけのオリジナルのデスクをつくってみてはいかがでしょうか。

洗面化粧台

生活の中で使う頻度が多い、洗面化粧台。

好みのデザインや素材を使って造作すれば、とっておきの癒し空間になるでしょう。

洗面化粧台とお揃いのミラーボックスも造作できますよ。

収納棚

洗面脱衣所にあると便利な収納棚。設置したいスペースに合わせて、無駄なくピッタリ製作できます。

収納したいものや取りやすい高さに合わせて、オーダーメイドで造作した収納棚があれば、家事効率もアップするでしょう。

外構

コージーホームではお部屋で使う家具だけでなく、外構も造作しています。

住まいの顔ともいえる外観に、オーナー様のこだわりをプラスすることで、自慢のマイホームになるでしょう。

周りとはひと味違う、個性が引き立つ住まいをつくってみませんか?

満足度の高い造作家具をつくるコツ

世界にひとつだけの造作家具。より満足度の高い家具に仕上げるためには、どのような点に気をつけたらよいでしょうか。

造作家具のある暮らしを具体的にイメージする

頭の中でイメージしているものを人に伝えるのは、意外と難しいもの。造作家具の製作を依頼する業者にイメージをきちんと伝えるためにも、まずは造作家具のある暮らしを具体的に想像してみましょう。

「この場所にこんな機能の家具があれば、楽に家事がこなせるかも」

「こんなデザインだと気分が上がる!」

機能性やデザインについて、できるだけ詳しく考えるのがポイントです。

未来のライフステージも踏まえて検討する

造作家具はお部屋に造り付けるため、模様替えをしたり買い替えたりするのは簡単ではありません。

1年後2年後の生活だけでなく、5年後10年後のライフステージも踏まえて、慎重に検討することが大切です。そうすれば、失敗や後悔を最大限防げるでしょう。

予算の上限を決める

造作家具は素材や部品選びなど、さまざまなことを自由に決められる家具です。とはいえ、「あれもしたい!これもしたい!」と希望をどんどん詰め込むと、あっという間にコストは高くなってしまいます。

いくらデザインやサイズが理想どおりでも、大幅に予算オーバーしてしまうと満足度は下がってしまいますよね。

造作家具をつくるときには、あらかじめ予算の上限を決めてから、業者と打ち合わせするのがオススメです。

造作家具が得意な業者に依頼する

満足度の高い造作家具をつくるためには、造作家具の製作が得意な業者へ依頼しましょう。

造作家具は造り手によって、デザインや品質・価格など千差万別。過去に製作した事例をしっかりチェックして、理想の家具を製作してくれるのかを見極めるのが大切です。

コージーホームではお客さまのご要望をしっかりヒアリングし、理想やお部屋に合う造作家具をご提案しています。

具体的なイメージが固まっていなくても大丈夫!

「こんな家具が欲しいけどつくれるかな?」と考える段階からしっかりサポートいたしますので、お気軽にご相談くださいね。

納得いくまで打ち合わせをする

完成品を見て「高かったのに、希望のイメージと違う…」という結果にならないためにも、造り手と納得いくまで打ち合わせをするのが重要です。

家具の設計やお部屋への設置については難しいと感じるかもしれませんが、積極的に要望を伝えることが納得の仕上がりにつながります。

密にコミュニケーションをとるためにも、造り手との相性も大切。安心してなんでも相談できる造り手を探しましょう。

【施工事例】世界にひとつだけの造作家具のある暮らし

最後に、これまでコージーホームが製作した造作家具の事例を紹介します。

【MT様邸】勾配天井にぴったり合わせた造作家具

キッチンの勾配天井に合わせて収納家具を製作した事例です。

勾配天井は住まいによって傾斜が異なるため、既製品ではぴったり合う家具はなかなか見つかりません。そこで、MT様邸だけにぴったり合う、オリジナルの造作家具を製作しました。

無印良品の冷蔵庫と同じデザインの取っ手にこだわり、大型の引き出しを設置。ペイントで仕上げています。

【OY様邸】理想を散りばめた造作家具が彩る住まい

リビングのテレビボードや収納・キッチン収納・洗面化粧台など、住まいの雰囲気に合わせてさまざまな造作家具を製作した事例です。

テレビボードとキッチン収納は、タモ突板に染色塗装仕上げ。洗面化粧台は、カウンターゴムの木に染色塗装で仕上げています。

洗面化粧台のミラーボックスも、コージーホームの造作家具です。壁紙やタイルとの相性も抜群です。

【S様邸】カフェ風キッチンの雰囲気を盛り上げる造作家具

まるでカフェのようなゆったりした居心地の住まいに、お部屋のテイストに合う造作家具を製作しました。

キッチン収納は、どのようなものを収納していきたいかをヒアリングして、棚の高さ・引出しの大きさをご提案。吊戸棚の扉・引出しの面材にはタモ材を使用し、木目を生かす染色塗装と高品質のニスで仕上げました。

理想の造作家具にこだわりながらも、コストを抑える工夫も欠かしません。直接目に見えない箱はシナランバー材を採用し、塗装で仕上げています。

シンク上部には、アイアンフレームで照明ボックス付きの吊り戸棚を設置。カフェ風キッチンの雰囲気を一層盛り上げてくれますね。

そのほかスケルトン階段の下に、造作家具でデスクスペースを設けました。カウンターの板はゴムの木を使用し、染色塗装を施しています。

理想の造作家具づくり、コージーホームがお手伝いいたします!

今回は、世界にたったひとつだけの家具、「造作家具」について解説しました。

既製品の置き家具と違い、デザインやサイズ・機能性までどこまでも理想を追求できるのが大きな魅力です。

とはいえ、「造作家具が欲しいけど、コスト面が心配でなかなか踏み出せない…」という人も多いでしょう。

コージーホームでは、造作家具についてのご質問・ご相談を承っています。コストを抑えつつ理想を叶えるご提案をいたしますので、ぜひお気軽にお声がけくださいね!

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