こんにちは。
神奈川県藤沢市の工務店、コージーホームです。
マイホームのキッチンづくりでは、見た目の理想が先に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。しかしデザインばかりを重視した決め方だと、使い勝手が悪くて後悔する可能性も少なくありません。
そこで今回は、注文住宅のキッチン選びで重要な7つのポイントを解説します。コージーホームが手がけたおしゃれで使いやすいキッチンもたくさん紹介しますので、ぜひキッチンづくりの参考にしてください!
まずは、キッチンの種類やレイアウトについて解説します。それぞれの特徴を知り、キッチンづくりに役立てましょう。
アイランドキッチンは、コンロやシンクなどの調理スペースが島のように独立したタイプのキッチンです。
回遊性が高く、コンロ側からもシンク側からもキッチンに入れるのが特徴。キッチンの前にダイニングテーブルを配置すれば、料理しながら家族との会話を楽しめるうえ、配膳もしやすいです。
ただし、アイランドキッチンは水はねや油よごれが広がりやすく、リビングにもニオイや煙が充満しやすいデメリットもあります。また、キッチンスペースとその周りの通路を確保する必要があるので、ある程度の広さが必要です。
LDKの広さに余裕があり、家族みんなで料理を楽しみたい人にオススメのキッチンです。
ペニンシュラキッチンは、キッチンの左右どちらかが壁に接しているタイプのキッチン。対面キッチンといえば、このタイプのキッチンを想像する人も多いでしょう。
調理台のすぐ後ろに家電やカップボードを配置できるので、料理しやすいレイアウトです。アイランドキッチンよりも省スペースで済むのも魅力といえます。
一方、ダイニングやリビングにニオイや煙が広がりやすいのが難点で、油はね・水はねにも注意が必要です。
キッチンのスペースに制限があるけど、対面キッチンがいい!という人にオススメです。
壁付けキッチンは、正面が壁に接しているタイプのキッチンです。
対面キッチンと違ってキッチン内に通路を確保する必要がないので、その分リビングやダイニングを広く使えるのが大きなメリット。油汚れがダイニング側に広がりにくいのも魅力です。
一方デメリットは、リビングダイニングからワークトップが丸見えなので、散らかっていると目立ってしまうこと。家族との会話やテレビを楽しみながら料理するのも難しいかもしれません。
一人で黙々と料理に没頭したい!狭小住宅の空間を有効活用したい!という人にオススメのキッチンです。
キッチンはワークトップのレイアウトによって、「I型」「L型」「U(コの字)型」と分けられることもあります。
I型:シンク・作業スペース・コンロを一列に並べたレイアウト
※出典:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/lifestyle/kitchen/
L型:ワークトップをL字型に曲げたレイアウト
※出典:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/lifestyle/kitchen/
U(コの字)型:ワークトップをU型に配置したレイアウト
※出典:https://www.daiwahouse.co.jp/jutaku/lifestyle/kitchen/
L型やU型は家電や調理アイテムの配置に工夫が必要ですが、海外のキッチンのようなおしゃれさがあります。個性的なキッチンを目指したい!という人にもオススメですよ♪
コージーホームの施工事例をもとに、キッチンづくりで重要な7つのポイントを解説します。参考にしていただき、おしゃれで使いやすいキッチンを目指しましょう!
料理中はいくつもの作業を同時進行で行うため、作業のしやすさがとても重要です。
ワークトップの中でも、作業のしさすさを大きく左右するのが、調理スペース。食材の下ごしらえで一番使う場所なので、まな板やお皿などを置いてもゆとりのある種類がオススメです。
シンクは大きなフライパンやお鍋も洗いやすいよう、幅と奥行きをしっかり確認しましょう。
コンロやグリルなどの加熱スペースは、火力や機能性・掃除のしやすさを比較して選ぶのがポイントです。
また、料理の時短となる調理器具や家電が使いやすいように、コンセントの位置も入念に検討しなければなりません。調理スペースから食器棚・冷蔵庫までの距離や、パントリーまでの動線などもじっくり計画しましょう。
注文住宅を建てる人の多くが採用している、ビルトイン食洗機。
近年人気なのは、大容量なミーレやボッシュなどの海外メーカーですが、海外製は本体・部品・純正洗剤などコストが高くなりやすいです。
一方、パナソニックやリンナイなどの国産メーカーは、海外製よりも比較的お手頃。部品交換や修理対応など、設置後も安心して使えます。
「失敗しないビルトイン食洗機の選び方」を解説した記事も、ぜひチェックしてみてくださいね♪
※ビルトイン食洗機のページへリンク誘導するのはいかがでしょうか?
https://www.cozyhome-shonan.com/blog/blog-3-f7116b
ワークトップの高さは、キッチンの使いやすさに関わる重要なポイント。身長に合わない高さを選んでしまうと、作業がしにくく腰に負担もかかります。
一般的な製品は、高さ80〜90cm前後でできていて、85cmが標準といわれています。
『身長÷2+5cm』を目安に、家族で一番キッチンを使う人の身長に合わせて選びましょう。
身長別に使いやすいワークトップの高さをまとめたので、参考にしてください。
身長150cm前後:ワークトップ80cm
身長160cm前後:ワークトップ85cm
身長170cm前後:ワークトップ90cm
注文住宅のキッチンには収納力が欠かせません。たっぷり収納できるスペースがあれば、キッチンやダイニングも散らかりにくくなるでしょう。
手持ちの食器や調理器具の量・形を把握して、無理なくしまえる収納棚を選ぶのがオススメ。今後増える可能性もありますから、余白を残しておくのも大切です。生活感が出やすいゴミ箱の置き場所も、忘れずに検討しましょう。
既製品で理想の収納棚がなければ、造作することもできます。
上の画像の収納棚は、コージーホームが手がけた造作家具。お客さまが希望する使い勝手に合わせてオーダーメイドでつくりました。
住まいにぴったり合ったサイズに仕上がるので、無駄なスペースがなく、使いやすさや満足度も高まるでしょう。
※造作家具の記事へ誘導するのはいかがでしょうか?
https://www.cozyhome-shonan.com/blog/blog-3-8
料理をしながら洗濯や掃除をこなすなど、家事は同時進行で行うことも多いはず。できるなら、楽に早く終わらせたいですよね。
家事動線のキッチンを目指すためには、アイランドキッチンがオススメです。ワークトップが島のように独立しているので、回遊性の高さが魅力。ほかの場所に移動する近道が増えるので、家事の時短につながります。
こちらの事例はアイランドキッチンを採用し、キッチン横に洗面脱衣所を配置しました。洗面所からそのままバルコニーへ出られるので、料理をしながら洗濯するのに最適な動線です。
キッチンの周りに洗面脱衣所やランドリールーム・家事室などを配置して、料理以外の家事も楽にこなせる間取りを目指しましょう。
キッチンは使う人の好みや個性がはっきりと現れる場所。使いやすさはもちろん、お気に入りのテイストや素材で仕上げることで、毎日の料理も楽しくなるでしょう。
こちらの事例は、ペイント・レンガタイル・モールテックスなどを採用して、おしゃれなカフェのような居心地を目指したキッチンです。カウンターの上には”魅せる収納”も設置して、お客さまの理想のイメージを再現しました。
コージーホームではご希望のデザインをヒアリングして、使いやすさとおしゃれさを兼ね備えたキッチンをご提案しています。ぜひお気軽にご相談ください♪
キッチンづくりで見落としてはいけないのが、掃除のしやすさ。1日に何度も使う場所なので、いかに掃除の手間を減らせるかどうかも重要なポイントなのです。
こちらの事例は、ワークトップの凹凸がほとんどないタイプのキッチン。コンロも掃除しやすいIHなので、汚れても簡単に拭き上げられます。
掃除のしやすさも重視することで、お気に入りのキッチンをいつでもキレイに保てるでしょう。
小さなお子さんやペットと暮らすご家庭は、安全性の確保も重要なポイント。キッチンのレイアウトによっては、安全対策がしにくいので注意が必要です。
キッチンの安全対策といえばベビーゲートが一般的ですが、アイランドキッチンや壁付けキッチンの場合は、ベビーゲートで完全に囲うことは難しいかもしれません。
一方、ペニンシュラキッチンや独立型キッチン(キッチンが壁に囲まれていて、ダイニングとは明確に分けられた間取り)なら、ベビーゲートを設置しやすいのでオススメです。
使いやすさだけでなく安全性も考慮されたキッチンは、家族みんなの笑顔につながるでしょう。
今回は、注文住宅のキッチンづくりで重要な7つのポイントを解説しました。
コージーホームではさまざまな視点から、お客さま一人ひとりに合ったキッチンをご提案しています。ぜひ一緒に、おしゃれで使いやすい理想のキッチンをつくりましょう!
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