こんにちは。
神奈川県藤沢市の工務店、コージーホームです。
家づくりは多くの人にとって、はじめての経験です。そろそろマイホームかな?と思っても、なにから始めればいいのかわからない…と、漠然とした不安や疑問を抱える人も多いはず。
家づくりは希望や楽しさで満ち溢れた期間ですが、堅実に一歩ずつ進めていかなければ、後悔や失敗につながりかねません。
そこで今回は、家づくりの流れとかかる期間について解説します。満足度の高いマイホームを目指したい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
まず、家づくりを行う際の大まかな流れをみてみましょう。
工務店・ハウスメーカーを選ぶ
資金計画を立てる
住宅ローンの事前審査を申し込む
理想の暮らしをイメージする
土地を探す
土地を購入する+住宅ローンの本審査を申し込む
間取りや仕様などのプランを決める
建築請負契約を締結する
敷地調査・地盤調査をする
着工〜引き渡し
家づくりにかかる期間の目安は、8か月〜1年6か月ほど。すでに土地を持っている場合には期間が少し短くなったり、土地探し・プランニングで悩んだ場合にはさらに時間がかかったりと、ケースバイケースです。
「そろそろマイホームが欲しいな」と考え始めたら、まずは準備に取りかかります。家づくりの中でも、準備期間に行うことはとくに重要です。
コージーホームが大切にしている考えを含めて説明しますので、自分の家づくりをイメージしてくださいね。
マイホームを検討しはじめたら、まずは工務店・ハウスメーカーを選びましょう。選ぶ際のポイントは、次の3つ。
どんな家を、どのくらいの費用で建ててくれるか
きちんとした資金計画を立ててくれるか
自分とフィーリングが合いそうか(話しやすさ・信頼性)
土地を購入する場合は、どのくらいの予算で土地を探せばいいのかについても、親身に相談に乗ってくれる会社がおすすめです。
工務店・ハウスメーカー選びは1社だけで決めず、必ず複数の会社から話を聞いて比較検討しましょう。
満足できる家づくりをするためには、自分の予算を知ることがもっとも重要です。とはいえ、はじめて家づくりをする人にとっては、しっかりとした資金計画をつくるのは難しいですよね。
そこで資金計画は、実際に家をつくる工務店・ハウスメーカーに立ててもらうことをおすすめします。(契約前でも資金計画は立ててくれるので、いくつかの会社を見て回って資金計画を作成してもらいましょう)
土地を購入する人は不動産会社が資金計画を立ててくれる場合もありますが、土地の仲介だけを行う不動産会社だと、ざっくりとした内容になっていることが多いのです。
また、近年は新型コロナウイルスや戦争の影響で、建築材料が高騰しています。とくに木材関係の材料は時価なうえに、いまだ輸入に頼る部分が大きく世界情勢で大きく変動します。
状況によって追加請求が発生する可能性について、事前にきちんと説明できるのも工務店やハウスメーカーならではといえるでしょう。
資金計画の項目に漏れがあった・金額を見誤ってしまったなどがあると、土地にお金をかけすぎて建物を妥協するパターンに陥るケースも。
大満足の家づくりを成功させるためにも、堅実な資金計画を立てることが重要です。
次に重要なのは、資金計画を立てたうえで「自己資金はいくら用意できるか」という点です。家づくりに充てられる自己資金を検討したうえで、住宅ローンの融資額をいくらにするかを設定しましょう。
資金計画が甘いと、家づくりの途中で融資額だけでは足りなくなってしまう場合があります。その際には住宅ローンの再審査を受けることになりますが、融資額を増額してもらうのは難しく、増額ができなかった場合は自己資金を持ち出さなくてはなりません。
手元に残す自己資金が大幅に減ってしまわないよう、堅実な資金計画を立てたうえで、住宅ローンの事前審査を申し込むことが大切です。
また事前審査は、なるべく早めに受けることをおすすめします。コージーホームの事例で、気に入った土地が見つかったお客さまが、住宅ローンの事前審査をしていないことで横入りされてしまうケースがありました。
気に入った土地が見つかった時にスムーズに購入できるよう準備しておくと、不動産会社にも本気だと思ってもらえるので、対応よく接してもらえるでしょう。
具体的なイメージを膨らませてから家づくりを始める人も多いと思いますが、自分の予算を知ったうえで理想の暮らしをイメージする流れをおすすめします。なぜなら、マイホームへの理想が高すぎて、費用の現実を突きつけられて落胆する人も多いからです。
近年は気密性・断熱性・耐震性など、高性能な住宅を要望する人が増えています。とはいえ住宅のスペックが高いほど、当然建物にかかる費用は高くなります。
コージーホームでは断熱性をメインに考え、耐震性などはお客様の要望や予算によって、バランスの良い性能のご提案をしています。
性能だけでなく、居心地のよい雰囲気づくりや快適に使える住宅設備など、どこに重きを置くかを考えながら家づくりを進めていきましょう。
土地探しは、家を建てる工務店やハウスメーカーに相談するのがおすすめです。
中には積極的に土地探しをサポートしていない会社もあるので、住宅会社を選ぶ際には一緒に探してくれるかどうか・一緒に現地を見に行ってもらえるかどうかも確認してから決めるとよいでしょう。
土地の仲介だけをする不動産会社は、スピーディーに契約を取るため「建物はだいたい○○万円くらいで建てられますよ」と、ざっくりとしか説明しないケースも多々あります。
お客さまの気持ちとしても、「ほかの人に気に入った土地をとられないかな…」という焦りから、判断を見誤ってしまうこともあるでしょう。
けれども、建物は建築したあとでもリフォームできますが、土地は一度購入してしまうと簡単には変えられません。
満足度の高いマイホームを建てるためにも、土地探しは家づくりのプロと一緒に、慎重に行うことが重要です。
住宅ローンのほとんどは土地と建物・諸費用を含めて融資決定の判断をするため、土地契約のタイミングで本審査を申し込みます。(土地を持っている場合は、建物の建築請負契約のタイミングで本審査となります)
ここで、家づくりのお金の流れをみてみましょう。支払いのタイミング(融資のタイミング)は、次の4回に分けられます。
1回目:土地費用・登記費用・仲介手数料など 2回目:建物着工金 3回目:中間金(建物の上棟時) 4回目:完了金(建物の完成時) |
住宅ローンの支払いがスタートするタイミングは金融機関によって異なるため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
土地を購入したら、次は建物のプランニングと契約に進みます。かかる期間はおおよそ3〜8か月。満足できる家づくりを目指して、一つずつ着実に進めていきましょう。
いよいよ、家の間取りや仕様などを決めていきます。
開放的なリビングがいい
家族で料理ができる広いキッチンにしたい
ファミリークローゼットがほしい
家事動線のよい間取りがいい
個室は3つ必要
洗面台は造作家具を取り入れたい
家づくりの準備期間に行った”理想の暮らしをイメージする”を具体的にカタチにしていく工程です。家族みんなで「どんな家だと豊かに暮らせるかな?」とじっくり考えながら、希望をしっかりと担当者へ伝えましょう。
プランニング中は決めることも多く、ストレスを感じる人も少なくありません。悩んだときに気軽に担当者へ相談できるよう、相性のよい工務店・ハウスメーカー選びが重要といえます。
間取りや仕様・設備などのプランニングが終了したら、工務店・ハウスメーカーと建築請負契約を結びます。
契約時の書類は「工事請負契約書」「設計書」「見積書」の3つが一般的。プランニングの内容と相違ないか、内容をしっかりと確認しましょう。
建築請負契約を結んだら、地鎮祭を行い、敷地調査・地盤調査をします。
敷地に対して建物がどの位置にあるか、その建物の4角と中央で地盤の強度などを調べます。
地盤改良が必要となった場合の追加費用に焦らないよう、地盤調査会社による近隣の過去の地盤改良データを取り寄せておきましょう。改良工事にどのくらいの費用がかかるか、事前に資金計画に入れておくことが重要です。
地盤調査・改良工事が終われば、いよいよ着工です。建物の大きさによっても変わりますが、新築一戸建てを建てる際の工事期間は4〜6か月ほど。大まかな工事の流れは、次のとおりです。
基礎工事
建方工事
上棟・上棟式
設備工事
内外装工事
竣工検査
引き渡し
各工事のスケジュールを知りたい場合は、工務店やハウスメーカーに確認してみましょう。家づくりがカタチになっていく工程は感慨深く、これからの暮らしを思い描く素敵な時間。
家づくりは楽しいだけでなく大変な時期もあるかもしれませんが、満足できるマイホームを目指して一歩ずつ取り組んでいきましょう。
最後に、家づくりを行う際の注意点について説明します。これから家づくりを行う人は、ぜひ参考にしてくださいね。
家づくりに必要な期間は、8か月〜1年半以上と長い時間がかかります。土地探しに時間がかかったりプランニングで悩んだりと、思うように進まない場合も。
子どもの入園・入学や仕事の関係など、入居したい時期が明確に決まっている場合には、逆算して余裕をもってスケジュールを立てましょう。
昨今は新型コロナウイルスや戦争の影響で、建築材料の輸入に時間がかかり、着工から引き渡しまでの期間が延びてしまうケースもあります。
さまざまな事態を想定して、余裕のあるスケジュールを立てることをおすすめします。
住宅ローンを利用する際には、無理のない資金計画を立てることが大切です。
返済する数十年の間には、転職や急な病気などで収入が減ってしまうこともあるかもしれません。また思いがけない支出が続いて、月々のローン返済が家計を圧迫してしまうケースも考えられます。
起こりうる事態を想定して、その事態が起こったとしても無理なく返済が続けられるかを見極める必要があります。
ポイントとなるのが、住宅ローンの「返済負担率」です。返済負担率とは、年収のうち住宅ローンの年間返済額がどのくらいの割合なのかを示すもの。金融機関では、25〜35%を上限としているケースが多いです。
年収500万円の人が、返済負担率25〜30%で借り入れた場合の返済額をみてみましょう。
年間返済額:125〜175万円 月々の返済額:約10〜14.6万円 |
どうでしょう・・・金融機関の上限いっぱいまで借りてしまうと、予想外の事態が起こったときの家計の負担は大きくなってしまいます。
予想外の事態に対応できるよう、頭金を用意するなどして、堅実な資金計画を立てることをおすすめします。
満足度の高いマイホームを完成させるためには、工務店やハウスメーカーの担当者に任せきりにせず、積極的に家づくりに参加しましょう。
希望や意見をしっかり伝え、担当者とコミュニケーションを取ることで、認識の違いを減らせます。
家づくりの最中は、はじめて耳にする言葉も多いもの。不安や疑問はそのままにせずその都度担当者に質問することが、納得のいく家づくりにつながるでしょう。
今回は、家づくりの流れとかかる期間について解説しました。
満足できる家づくりのためには、信頼できる工務店・ハウスメーカーを選ぶこと、堅実な資金計画を立てることが重要です。
コージーホームでは、お客さまにとことん寄り添って家づくりを進めていきます。資金計画は、自分たちがもう一度家を建てるつもりで毎回作成していますので、不安や疑問がある場合は遠慮なく質問してくださいね。
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